難病にかかった30代男性のその後

難病にかかった30代男性がその後の生活をどう生きていったかを記録するものです。日常生活で感じたこと等を発信していきます。

何ごとも完璧にしたいと思っている方へ

 今日は、何ごとも完璧にしたいと思っている方へ、メッセージです。こんなこと書いたら、怒られるかな・・・

 

 それは、「無理な話なので、やめた方がいい」です。

 

 簡単にいうと、完璧という状態があまりにも主観的であり、どこまで行けば、完璧なのか、人によって判断基準が違います。

 ある人にとっては、これは、完璧だと思ったことでも、ある人からみれば、まだ8割だな等、とらえ方次第であり、終わりが見えない。また、どんなことでもそうですが、100%という状態はありえないと思っています。

 そして、もっと伝えたいことはその心構えが仕事に向いているのだとすると、もしかしたら、長時間労働を引き起こしているのかもしれません。

 何度も書きますが、長時間労働すべてが悪いことではないと思います。しかし、以下のようなことを考えてみてください。

  • 本当にそれでいいのですか?
  • やりたいことは今のその仕事だけですか?
  • 仕事以外に成し遂げたいことは?
  • 今日死んでもいいと思っていますか?

 様々な研究で示されているように、生産性が落ちる、体を壊すリスクが高まるということが言われ続けている中で、完璧を目指すことをやめないつもりですか?

 

 自分の仕事に誇りをもって、完璧なものを作る、創作しようとしている方には非常に申し訳ないですが、結局、自己満足だと思います。

 それでいいと思うなら、とめません。続けてください。自分に後少ししか時間が残されていないとわかった時、心の底から、本当にこれで良かったと思えるのであれば。

 

 なんか、書いてて、ケンカを売っているような文章になりましたが、そんなことを言っている私も以前は、これに近い状態でした。

 毎日のように夜遅くまで仕事をして、自分が満足するまで仕事を続けていました。以下の記事で書いているように、私の仕事は国や地方自治体の公共事業に関わる仕事であり、仕事内容については、非常に満足しており、好きな仕事をしています。

 

simpleulife.hatenablog.com

 しかし、自分のことを省みることもなく、完璧を目指した結果、難病にかかったのだと思います。私は変に前向きなので、難病になって良かったと思っています。それは、神様が「これぐらいでやめとけ」と忠告してくれて、私に自分のことをもっと考える時間を与えてくれたのだと思っています。

 そのおかげもあり、人生における目標や奥さんというかけがえのない人が身近にいたことに気づかされました。

 そして、完璧を目指すことから、こう思うようになりました。それは私が最近、いつも最後に書いている以下の文章に表れています。

 

 それでは、皆さんが少しでも良い一日を過ごせるように。