難病にかかった30代男性のその後

難病にかかった30代男性がその後の生活をどう生きていったかを記録するものです。日常生活で感じたこと等を発信していきます。

移住しちゃいました!

 相変わらずのペースで更新中。

 今回は全くのプライベートな話ですが、少しでも皆さんの良い刺激になればと思い書きます。

 

 それは、タイトルにある通り、「移住しちゃったん」です。最近。

 

 私のことを全く知らない皆さんにとってはどうでもいい話かもしれません。でも、まあ、最後までおつきあいください。

 

 今までは普通に東京で都会暮らしをしていました。これさえも言ってなかったかも(笑)。もっと言ってなかったかもしれませんが、生まれは大阪で、大学生までは関西にいました。そして、就職で東京に来て、ずっと東京で会社員をしていたのです。

 

 でも、約2年半前に難病と診断され、それ以来、少しずつではありますが、東京に暮らし続けることに疑問が湧いてきていました。きっかけは、やっぱり病気だと思います。病気にならなかったら、移住しようなんて考えなかったと思います。

 

 病気になって以来、以下のようなことを自分に問いかけていました。

  • 少しでも自分にとって、心地が良い環境ってなんだろう?
  • 純粋に暮らしてみたいと思う場所はどんな場所だろうか?
  • 東京はずっと暮らしたい場所か?
  • もし、今の収入がこれから先も確保されていたとしたら、ここに住んでいるか?
  • 自分が心から望んでいる場所は?

 なんて、考えたりしていました。そして、それが徐々に自分の中で、おぼろげながらも見えてきた気がしたのです。そして、それが今回の場所への移住へとつながっていきました。

 

 移住したと言っても、すごい田舎で、周りは田園風景、民家は数軒しかないというような環境ではありません。それはそれで魅力的ですが。なんだかんだ言っても、ベーシックインカムがなく、今の仕事で、やりたいことがある私は、今の会社で働きながら、少しでも自分に合った環境を探した結果、移住、そして新幹線通勤という選択に至ったわけです。

 

 自分にとっては、移住するとなった時には、けっこう腑に落ちていたのですが、会社の人に聞かれます、なんで?まあ、そらそうですよね。わざわざ、通勤時間がかかり、しかも知り合いが誰もいない土地に、何しにいくの?不便でしょ?おっしゃる通りです。でも、それを上回る魅力が私にとってはあったのです。

 

 さて、ここから、また変な話の展開をします。今回のこの移住に関連して、なぜ実現できたのか、そして、そこから見えてきたものをお伝えして、終わりにします。

 

 まず、なぜ実現できたか?ですが、いろいろな要因が私を後押ししてくれました。

  1. まず、なによりも奥さんが同意してくれたこと。これが最も大きいです。奥さんが死んでも嫌だ!って言われたら、まあ、難しいですよね。
  2. 偶然にも、ある勉強会で知り合った方が、今移住した、この場所で実際に住まれて、新幹線通勤をしていたこと。人との出会いです。
  3. 最後に、自分の仕事がなんとなく、自分でコントロール出来てきているような感覚があったこと。意外と重要かも。

 奥さんには本当に感謝です。以下の記事でも書きましたが、縁もゆかりも何もない、この土地に行きたいと言い出した私に最終的には同意してくれたこと、本当に感謝しています。ありがとう。

 

simpleulife.hatenablog.com

 意外と重要と書いた3番目ですが、これがなかったら、難しいだろうなぁ~と思っていたでしょうし、移住ももっと後になっていたかもしれません。今では、さらに東京に住んでいた時よりも早く帰ろうという意識が働き、より就業時間での密度が増しているような気がします。気のせいか?

 

 では、最後に見えてきたものです。これはまあ、なんてことないです。ごくごく当たりまえのことなんですが、結局は、それをしようと思ったか思わなかったか、そして、できないとあきらめなかっただけの話です。

 やりたいと思えば、やってしまえばいいと思います。あなた次第なわけです。私にもできたので、あなたにもやりたいと思っていることはできます。レベルが違うかもしれませんが、少しずつ、小さくでいいので、始める。

 

 それでは、皆さんが少しでも良い一日を過ごせるように。